働き方改革と日本の働き手のエンゲージメント

2018.05.30

働き方改革・・・先進国の中でも労働時間・残業時間共に最も長いにも関わらず、
生産性は最低レベルと言われる日本。
政府が2016年から本格的に働き方改革が推し進められています。
そして、この一年間、毎日のようにニュースで働き方改革が取り上げられています。
でも、どこかまだしっくりきていない感があります。
それでも時間は待ってはくれず、なかなかうまく進んでいない中で、
ビックデ―タやAI (人工知能)の急速な普及により、職業自体のあり方や
人間の担う役割も大きく変化しようとしています。
そして、つい最近では、副業の推進が発表され、時間や場所に捉われない
【柔軟な働き方】を政府が推奨しています。
【働き方革命】自体も、すでに次のステージへと向かっていこうとしているようです。
それなのに、日本の働き手のエンゲージメント(やる気、熱意、モチベーション)が、世界139カ国中 132位だそうです。
大丈夫かニホン!?
自分の仕事を整理している中で、根底にあるキャリアカウンセラーとしての学びを
振返ってみました。
煮詰まった時、いつも立ち戻る教科書として
キャリア開発/キャリア・カウンセリング 
 実践個人と組織の共生を目指して 〜横山哲夫 編著他5名〜があります。
働き方改革のことを考えていて、ふと米国型組織と日本型組織の違いが書かれた
組織と職務とMBO/CD(P)の図を思い出しました。
CDWの中で横山哲夫先生の説明を思い出しました。
これからグローバル化が進展していく中で、米国型組織は職務の明確化されており、日本型組織では曖昧であることを理解した上で、日本型組織の良さを残しながら、
米国型組織の考え方を取り入れていく必要がある。・・・と。
米国では職務単位で契約されているため、分担も責任もはっきりしています。
日本では、仕事に切れ目をつけず、皆で力を合わせて統合の力でこなす考え方。
・・・この辺がネックになっているからなかなか進まない。
今問題になっている労働時間、生産性、評価・・・仕事のみえる化と責任領域の
みえる化をすることで、一人ひとりの貢献が成果につながるような仕組み作りが
必要です。
「個人主導」と「個人と組織の共生」が日本のキャリア開発である―横山哲夫―
小出しにしかできなかった10年前と、時代は確かに変わり、
今こそ【個人と組織の共有】を目指すことが日本の未来につながるを感じました。
今日もブログに来て頂きありがとうございます。
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