社会への責任?39  〜アウトローの学び方〜

2010.01.26

太陽の陽射しが少しずつ長くなってきると少しだけウキウキしてきます。
日中の暖かかった分・・・夜は冷え気味(涙)
冷え切った夜空の星がまたきれいです☆☆
田舎とは比べものにはならないけれど・・・今宵も北斗七星がしっかりと見えます*キラッ*
こんな夜に君は何を想うのだろうか(*キラリ*) 今夜はアウトローの学び方です。

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アウトローの学び方  ≪社会への責任≫−39−  
                               (2008年2月29日106号記載)
先日、講演会へ参加するため、ある会社の社長の車に便乗させて戴くことになりました。運転席の横には同じ会社の経営幹部も同乗されていました。
挨拶をして後部席に…。少し大きめのバンタイプ。 

乗った瞬間、少し違和感。
車がお好きのようで、扁平率が何%だとか、マフラーを変えているとか…とてもご満悦の様子で話しておられる。

予感は的中。 路面の凸凹を全身に感じるほどクッションが無い。
おまけに 高速道に入った瞬間からもの凄いスピード!
みるみるうちにメーターが上がっていきます。 寒い日だったので雪も降っています。

メーターが140Kを越した時、脳裏をよぎったのは「死にたくない!」という思いと
「もし事故にでもあったら、やっと仕事復帰できたのに穴をあけてしまうかも…」という恐怖心、同時に怒りの感情がこみ上げてきました。

車にも熟知していて扱いも旨いんだろう。
でも…初対面の人間を乗せて、まして会社のトップである人が??と。
乗せて戴いたことへの感謝は別として。 

色々な趣味を持つ人がいます。(私も車は大好きです)
趣味を持つことそれはいい事です。
ただ、例えば車ならば、他人を乗せることへの配慮、それ以上に、
会社経営者として(一社会人としても)
≪自分の安全への配慮は社員や家族への配慮≫

が必要では…と目を疑ってしまったのです。

世の中いつ何が起こるかはわからない。
だからこそ社長は会社の存続のために多くの努力をするし、
人を育てていきます。これもリスクヘッジの一つ。
意識が無いのか、過信かはわかりませんが、
そのトップのもとで懸命に働く社員の方が可哀想に思えてしまいます。

恐怖体験のお陰で、仕事をするということは、健康管理も安全管理も自分だけではなく社会への責任の一つであること を改めて痛感させられた一日でした。 報恩感謝。
                    ―2008年2月29日記―