≪初心に戻る!≫−40−
リオール通信の中の言葉に感じるところがあったと嬉しいお葉書を戴いた。
思わずお電話でお礼を言おうとかけると
「ハガキにはハガキじゃろ!…」とひと言戴き、アッと思った。
大事なことをここ数年おろそかにしてきた自分に気づいた。
感謝の表現は人それぞれ違う。
それでも感謝の気持ちをお礼状で伝えようと決めていたことを
おろそかにしていたのだ。
もっと恐いのは、感謝の心が鈍感になっているのかもしれないと感じたこと。
「はい」「ありがとう」「おはようございます」この3つの言葉は生きていく上での
欠かせないもの。
「ありがとう」は感謝の心であるとともに、相手への敬意、そして自分の感受性の表れであると教えられた。
日々の生活の中、様々な出来事に流されてしまうことは感受性を鈍くさせてしまう。それどころか、相手からの好意を当たり前のように受け取ってしまう自分が
どこかにいたのかもしれない。
「ありがとう」って言われると
嬉しい、笑顔が溢れる。
たった五文字が大きな勇気や
パワーをくれる。
優しさや温もりをくれる。
自分にやさしくなれると、
人にもやさしくなれる。
そんな大切な言葉を、心をどこか置き忘れていたのかもしれない。
初心に戻る!
あなたに ありがとう! そして自分にもありがとう!
いろんな出来事に、ご縁に…すべてにありがとう!と言おう。 報恩感謝。
‐リオール通信108号 2008年3月号より‐