丁度この4月スタートした修道大学でのコーチング講義ですが、下記リオール通信は2008年、
初めて担当させていただいた頃 記載していたものです。
彼らの行動や言動のひとつ一つに驚かされたものです。
大学生たちの反応にも少しは慣れた今年…
もっとJOYできていますね♪
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アウトローの学び“大事なことはみんなお客様から教わた”
≪交渉力≫−41− 〜2008年4月号より〜
この4月より広島修道大学で≪実践!「コーチング」講座≫を前期を持たせて
戴いています。
初回のグランド・ルールと共に 試験をしない代わり受講姿勢も重視する。
10分以上の遅刻は入室できない、また3回以上欠席は単位を出さないことも
告げていた。
丁度「グランド・ルールとコントラクト=契約」について話しているとき、
30分遅れで一人の学生が青い顔をして飛び込んできた。
約束なので受講はできないことを告げたが、
でも彼は「すみませんでした。欠席扱いでいいから、受講だけはさせてください!」
と頭を下げた。
思わず『OK・・・』と叫びそうになった。 それはグッと押さえてメンバーに確認することに。 無事「OK」をもらって彼は途中 参加となった。
企業との関わりが中心だったこともあり、学生の行動には結構驚かされる。
しかし、彼の行動はいい意味で想定外であった。
ヒューマン・スキルの代表スキルはコミュニケーション力であるが リーダークラスになると≪交渉力≫≪プレゼン力≫は必須だろう!
(この他、リーダーシップ(SL)、アサーション、スタイルフレックス、カウンセリングマインドなど)
今、多くの企業で、部下が 「考えることをしない」「すぐ諦める」などと
頭を痛める上司も多い。
ルールはルールではあっても変革につながれば変えることだって可能なのに。
本当に欲しいものがあってみすみす諦めていいのか?
最初から諦めて行動することをしないだけではないか!?
それは学生時代から交渉することを教えられていない、
与えられることがあたり前で、そうでなければ簡単に諦めてしまう。
自らの力で交渉することを 経験できていないのではないかと考えると、
社会にでてできない理由も読めてくる。
一人の学生の行動と、それに対するメンバーの反応…
これからのワークがとても楽しみになってきた。 また学生たちの動向から企業教育への課題も見えてきてとても貴重な時間だと感じる。
コミュニケーション力を身につけるための実践講座なので、
理論より体験を通して考えながら一緒に学ぶ。
すぐに心が折れない若者が沢山でてくれるとうれしいと思う。 報恩感謝。
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先日のナビスコで思い通りの結果のだせなかった宮里藍選手がブログで書いていました。
ただ考えてみても、まだ今年4試合しか終わっていません。
今週も過ぎてしまった事。時間は次の試合に向けて流れています!
立ち止まってる暇はないし、この経験をどう受け止めるかで今後の
プレーも変わってくると思います。
トップ選手であっても、毎回いい結果が出せるわけじゃない。
心を折らないで そこで味わった経験をどう受け止めて立て直していくのか
そう…今日という一日は 自分で創っていくんだと教えてくれています。
さぁ 今日もJOYして 感謝の是好日にしていきましょう