アウトローの学び方

2010.04.29

今日は祭日…【昭和の日】ですね。
平成生まれとのゼネレーション・ギャップを時折感じながらも、どうすれば 彼らにストンと響く発信の仕方ができるだろうかと考える

毎週講義 終了後、大学 教務課から送って戴く参加ワークシートに目を通しながら、【昭和の日】を過ごしました。


世の中のコミュニケーション・ツールは目覚ましく進化していく。
携帯電話もまた 新しいタイプがどんどん波及
…ひと足遅れながら何とか着いてはいくけれど 
***********************************************
アウトローの学び  ‐≪ケイタイ・コミュニケーション≫− 
                         リオール通信 ?110号(2008年7月号)より
頻繁に入るメールに目を通しながら、
「携帯電話のメールには、できるだけ感情を入れないように気をつけている」
と?社長。 

「携帯メールは便利だけれど、
少ない伝達文字の中に、感情が入っていると事実が見えにくくなってくる。
また目に見えない感情までもが 込められている文字に相手がどう反応するかも
わからないし、誤解を招くことも多い・・・後で顔をつきあわせて話してみると、
その受け止め方の微妙なズレに愕然とした」とのこと。 

コミュニケーションツールとして急速に波及した携帯メールも今や報告などにも使われる便利なビジネスツールとして一般的になってきた。
その中で起きるコミュニケーションの不具合に戸惑うことも多い。 

目と目を合せて行なう≪報・連・相≫でさえなかなかうまくいかないのに、
メールとなれば一段と難しい。 


また、学生たちの日常コミュニケーションツールとしての携帯電話メールのやり取りと、ビジネスシーンでのやり取りに求められるのは必然的に質が変わってくる。 そのことを教えられないまま会社に入り、いつもどおりに送信した上司へのメールでこっぴどく叱られたという若者の話もあった。

アナログとデジタル・・・その両方からの情報をうまく使いわける術は必須で
「デジタルはどうも」なんて時代ではなくなったのかもしれない。

≪報・連・相≫という情報交換の中で、
人は【事実・感情・それに対する信念】をごちゃ混ぜにして発信していることが多い。それをメールではどう伝えていくことができるだろうか。

これほどまでに便利なツールは使えるにこしたことはない。
ただビジネスシーンでの使い方には、双方の共通認識が必要(コレ!) 
大学での最終講義、単位を出せない生徒からの問い合わせメールに、
打つっては消しを繰返していたが、思わず
「説明が必要ならば、直接聞きに来るように。以上」と打ち止めにした。

事実以外のどうしても伝えたい気持ちはメールでは表現できない。
日常的に行なう情報の受発信について、考え直す機会を戴いた。 
報恩感謝
********************************************

思い出します。
初めて持った大学での「コーチング」講義で、連絡のやり取りに携帯電話を教えた。
必ず件名を入れるようには念押ししていたが、入ってきたメールには なんと内容が入っていなかったっけ。 
思わず「ご用事はなあに?」と返信したら 「休みますの連絡ですが・・」と
入っていたっけ。
要領が大分わかってきたから、昨年度より徹底してルールは伝えました。
もちろん今年の学生たちは、そのようなことはまだ起きてはいません♪

彼らが普通になったんだったら、 こちらもそれに対応できる柔軟性も
大事なんだよなぁ(コレ!)
できないんじゃなくって 教えられていないだけ(汗)

コミュニケーション上手になりましょか  今日も元気で是好日に感謝。