逞しさ (現地時間:23:30)

2010.09.23

サイゴン川の朝は早い
携帯モバイル写真・・・ワイドビュー
ホーチミンが爆撃に遭っていないのは向う岸から戦隊が上陸したその日に終結したからだそうです。

今日は早めに起きてクチトンネル
  

クチトンネル歴史遺跡区近くになると膨大な量のゴム木が両サイドに植えられていました。
バイク、人、牛…何でも飛び出してくるドクロ

クチトンネル・・・小さな国ベトナムに勝利をもたらした要因の一つと言われている
小さな小さなトンネルがあちこちに
そして、いたるところに米軍への抵抗の跡が・・・その長さは200kmにも及ぶそうです。

トンネルの中に入ることが出来るのですが、最初の階段を降りた所でギブアップ
その閉鎖感(今は観光のために広げてあると言うのに)と息苦しさでギブアップ(涙)
一瞬激しいパニック感を感じました(汗)
射撃音も聞こえるたびにビックリ・・・プラトーンや硫黄島などの映画を思い出してしまい、写真は撮れず・・・心のアルバムに入れました。
でもこの公開されているのは、ほんの一部分であるとか・・・

クチのお年寄りに戦争の話を聞くと怒り出す人が多いそうです。
自分の大切な人が 殺されるということ
そして、誰かを殺さなければ
生きれなかったということ

思い出したくもない痛い出来事なんですね
原爆の地 広島・・・被爆体験を持つ人たちが重い口を心の血を流しながら後世に伝えています。 

長い植民地時代からの様々な痛み・・・ベトナム人として生きること
幸福や独立、平和が一番の祈りだったのではないかしら*キラッ*


ベトナムに来て思うこと
人が逞しく
   生きている


いたるところに露店だったり、何でも商売にできるんじゃないかなと思う生活の知恵
この人たちはどこに行くの?って
聞いて回りたいくらいの 湧き出てくるバイクや自転車、そして道を横断する人たち

街角では、店舗の外で イスに座りただ佇んでいたり、何かを口にしていたり・・・バイクには小さな子どもを挟んで4人乗りだってあるし、高さも横も、荷物も載せれるだけ乗せて車などお構いなしに走っている

逞しくなくちゃ生きてこれなかったんだろう
人は誰でも本来、自分で生きていく力を持っている

夕方 東京とベトナムで会社をされているエマールグループ
早坂社長にお会いしました。
ベトナムに日本の住宅を建てたいとのこと
地震が少ない地域であることもあり、高いノッポビルであっても元来の建築方法で
新しいビルがどんどん建設中です。

ここにも熱く燃える人がいました
来て初めてわかるい色んなこと・・・たくさんの未知なる経験に感謝感謝の是好日です。