紅葉の色付く季節
ちょうど去年の今頃、母が交通事故で首骨折でICUに入ってしまったのが14日でした。
先日父からの電話で 「一年経ったしよくがんばったから一緒に祝いをしてやりたい」とありました。
思い出した・・・いつも冷静な父が我を失い慌てふためき一喜一憂している様子に
超繁忙期の自分ができることは何かと・・・
毎日電話をすること、ほとんど料理などできない父におかずを用意すること
そして・・・初めてICUで眠る母を見た時 撮った写真を貼り母ノートを作った
「生きていてくれてありがとう!!」と自分の気持ちも書き添えて。
生きてるだけで丸儲け・・・
明石家さんまさんの言葉に何度励まされたことか
あれから一年・・・もちろん完全とは言えないけれど、自分の足で立って歩き、
二人で寄り添いながら生活してくれています。感謝 感謝です
先日、耳にしたTV番組の中で(奇跡を起こす・・・何とか)
人生を読み解く方が、余命宣告を受けた母との暮らしに絶望感を持つ人にむけて
アドバイスしていた言葉が頭をよぎりました。
「死を看取ることは親からもらう 最後の教育」
親は生きながらにして、生き様 死に様を身をもって教えてくれているのだと思うと
いい悪いではなく、真正面から受け止めなきゃなぁと思えました。
生き方哲学 死生観を自らも深めていくのが人生であると感じます。
凄い言葉だなぁ・・・・でも何だかとても心に落ちてくる言葉でした。
明日から大阪出張で帰れないので 改めて母に電話しました。
「生きていてくれて
ほんとうにありがとう!・・・」
逆にお礼を言われてしまったけれど
素直に伝えることができて、心が穏やかになれました。
伝えたくてもなかなか伝えられない言葉・・・伝えてみよう!
感謝感謝の今日も是好好好日にございます。 報恩感謝。