こころ2
心はどこにいるのだろう
鼻の頭にニキビができると
心はそこから離れない
だけど メールの着信音に
心はいそいそすっ飛んで行く
心はどこに行くのだろう
テレビドラマを見ていると
心は主役といっしょに旅を続ける
でも体はいつもここにいるだけ
やんちゃな心を静かに守る
体は元気いっぱいなのに
心は病気がこわくて心配ばかり
そんな心に追いつけなくて
そんな心にあきれてしまって
体はときどき座り込む
―谷川 俊太郎―
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朝日新聞『五月の詩』より
5月の声を聞けば、新人や新入生の五月病を思い浮かべる。
「こんなはずじゃなかったのに・・・」なんて、
環境の変化についていけない心が騒ぎ出す。
人間関係、時間軸・・・自分の回りの空間までもが
違う世界に見え始めるんだろう。
そんなときにGW
疲れ切った身体も心も開放されていく。
窮屈な違和感の世界に戻るのが億劫にもなってくる。
5月の憂鬱
何が「こんなはずじゃない」んだろうね。
でもさ・・・
初めからスーパーマンなんていないじゃない!?
スーパーマンだって初めは、
慣れないマントに戸惑い、
モノにぶち当たりながら
上手に飛べるようになり、
変幻自在に動けるようになったじゃない!
できるからやれるんじゃない!
やるからできるようになるんだよ!!
上手になるためには、人の力も借りてみよう!
人って結構温かい!
みんなの力も借りて、
もう一回 トライしてみよう!
『あなたが人生に絶望しても。
人生はあなたへの期待を捨てていない。
どんな人にも、固有の生きる意味がある』
〜ナチスの強制収容所を生き抜いた精神科医〜
〜ビクトル・フランクル(1905〜97)の言葉〜