「一月一日の
初日の出を拝む人は多いが、
十二月三十一日の
夕日に手を合わせる人はほとんどいません。
しかし、一年最後のときに、
さまざまな出会いの中で
自分が生かされていることに感謝することで、
はじめて、次の年を豊かな心で迎えることが
できるのではないでしょうか。…」
−南蔵院 第二十三世住職 林覚乗住職−
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林覚乗住職のこのお話を初めて聞いたのは、
もう随分前のビデオだったように覚えています。
それから毎年、夕日に手を合わせてこの一年 生かされてきたことに感謝します。
楽しかったこと、嬉しかったこと、辛かったこと、
悲しかったこと…
過ぎ去ってみれば、
全てが今の自分にふさわしい出来ごとであり、
その一つひとつに学びがあり
無駄なことなど一つもないんですね。
そして、何よりそれを様々な出逢いの中で教えて戴いている・・・生かされていると感じる瞬間です。
この一年に感謝を込めて。
ありがとうございました。 報恩感謝。