【Win−Win】

2005.10.29

【Win−Win】自分も勝ち、相手も勝つ。
     それぞれの当事者がほしい結果を得ること
≪全ての関係において常に相互の利益を求める心と精神のことであり、お互いに満足できる合意や打開策を打ち出すことである。Win−Winによって得た解決策では、すべての当事者が心から納得しており、合意した行動計画を実行しようと決意している。
Win−Winは、人生を競争ではなく、強力する舞台とみるパラダイムである。
      
<Win−Rose>自分が勝ち、相手は負ける。
<Rose-Win >自分が負けて、相手が勝つ。
<Lose−Rose>自分も負けて、相手も負ける。
<Win>   自分だけの勝ちを考える。

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勝ち組、負け組み、負け犬・・・などどちらか一方が取り沙汰され言葉が氾濫している。そんな中であるセミナーで受講者から「勝ち負けの話しにはうんざりしている」と批判を受けた。残念ながら正しく理解されていないことを思い知らされた。

勝ち負けだけに拘り続けてきた時代があった。だからこそ今、「Win-Win」は目指す姿となっている。コビーは言っている。私達は「優しい人=厳しい人ではない」と想いががちである。しかし、「Win-Win」は優しさと同時に厳しさも要求される。それは「Win−Rose」(自分が勝ち相手が負ける)より何倍も厳しいものである。「Win−Win」を目指すには勇気も必要である。感情移入するだけではなく、自信も要求される。思いやりと感受性を保つだけでなく、勇敢でなければならない。この勇気と思いやりのバランスを保つことが、成熟の本質であり「Win−Win」の基礎的な条件であると。パートナーシップそのものであり「共生・響生」そのものであると考えます。

Win−Winは1996年刊行されたスティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』20世紀の名著の中で提唱されている第4の習慣:相手に対してリーダーシップを発揮していく習慣である。