「人生は足し算だと思っていました。
学校へ行って新しいことを勉強し、
できなかったことができるようになる。
友達をつくる。
知識や技術を身につける。
働いてお金をもうける。
服を買う、車を買う、家を建てる。
足りないものは足していく。
…
(でも、病気になって)
今までできたことが、
できなくなりました。
やりたくてもできないこと、
どんなにしたくても、
やってはいけないことも
増えました。
それから人生は引き算になりました。
たくさんあることの中から、
ほんとうにしなければならない
ことだけを残す引き算です。」
―傷つきやすいあなたへ、木村藍―
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足しても足しても、なかなか満たされることのない私たちの人生。あれも欲しい、これも欲しい・・・ないないづくしだといつも思っていた。
でも一番になっても、年収が上がっても何故か満たされない気持ちで一杯だった。
欲しかったのは「誉められる」こと!つまり【受容】されることをいつも願い求めていたんだ。
これは幼児体験などから自分の中にインプットして来たものだけど・・・。(念のため・・・今でも両親は大好きだよ!きっと共働きの両親の愛を独り占めしたかったんだろうな)
でも藍さんやモリー先生のように、やりたくてもできないこと、やってはいけないことが増えてきたらどうなんだろう。
持っている全てのモノから本当にしなければならないものだけを残す引き算の人生・・・私たちはもっと大切にしなきゃいけないものをきちんと見つめて生きていかなきゃいけないと思う。
お金なんかじゃ決して買えないもの・・・絶対に失ってはいけないものをいとも簡単に引き換えにしてはいないだろうか!