【自分の番 いのちのバトン】

2006.10.03

父と母で二人
父と母の両親で四人
そのまた両親で八人

こうして数えてゆくと十代前で、千二十四人
二十代前では ― ?
なんと、百万人を超すんです

過去無量の
いのちのバトンを受けついで
いま、ここに
自分の番を生きている

それがあなたのいのちです
それがわたしのいのちです
        ―相田みつをー   

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母が5月から整形外科に入院。一度は退院したものの、再度別箇所手術で入院…約半年。

初めて市内の自分の近くに入院した母…始め、完全看護であるにも関わらず行かずにはいれない使命感のようなものでガチガチになり、疲れた。
体調が思わしくないと母のマイナス思考は高まるばかり…振り回される。

そんな自分に、自分の気持ちを聴いてみた。『無理することないじゃん。何ムキになってんねん』…嫌われたくなかったんです。散々迷惑かけてきたからお詫びの気持ちもあったんです。

でも、一番大きかったのは、失うことへの恐怖心だった。大好きな母が目の前で確実に老いていることを見ることが怖かった。 

やっと気づいたから…今できることするの。
二度とこない時間をたくさん共有していこう!
でも…無理せず、正直に。 
時には甘えよう!

分かってくれるだろう。親子だから…。