社会福祉法人 清風会 理念浸透ソリューション ボトムアップシリーズ
支援者のためのアドラー心理学【 ELM勇気づけ勉強会】第二クール
今日のテーマは、第5章「自分のスタイルを明確にする」第6章「セルフトークを意識する」

 

 

組織にアドラー心理学の考え方を導入すること・・・アドラー心理学の目指す思想は【共同体感覚の実践】:共通の利益のために、コミュニティに進んで貢献と参加することです。個々が自分自身を知り、周囲と共に共同体感覚を高めていくことができたら、素晴らしい組織ができると考えます。

 

 

そのための技法が「勇気づけ」です。ただ、技法(テクニック)とは、やり方、手法、方法、知識となるもの、客観的なもの、記録できるものですが、それをスキル(技能)として日々実践することができるようになることを大切にしています。実は、スキルとテクニックを勘違いしている人が多い。

 

 

どんなに素晴らしいテクニックを知っていても、経験に基づいて築き上げた実践と経験に基づいてスキル化し続けていくことが必要です。アドラー心理学は、シンプルが故に深いもの(梶野先生曰く)勇気づけは技法であるが、態度が必要で、実践者は共同体感覚を高め、自分を信頼し、相手を信頼する心があってこそ。

 

 

ELM勇気づけ勉強会を進めていきながらいつも感じるのは、前回の第4章「感情と上手に付き合う」あたりからグループの雰囲気が少しずつ変わり始めることです。ただ共に学んでいるからという理由ではなく、個々が自分をしっかりみようとすることで、周囲への関心も違ってきてるように思います。

 

 

 

 

組織が強くなるためには、個々が自分に責任を持ち、その上で仲間と共に、共通の目的に向かって貢献し、自ら参加していく姿勢が必要です。まさにボトムアップにも貢献できると確信できます。

 

 

 

 

もちろん、この勉強会に参加さえすれば・・・ではなく、一人ひとりが日常で実践して、分かち合えてこそですが。その分かち合いの習慣もできそうです。

 

 

午前の組、午後の組・・・同じ内容で進んでいても、全く雰囲気も反応も違います。それでいながら、誰かの???も共有したり、誰かの変化もシェアされて、学びが深まっていきます。

 

 

公募での参加のため、同じ事業所で何人か参加しているところと、一人だけのところではもちろんその浸透は違いますが、すでに日常の仕事の中で、アドラーの教えを元に一緒に話し合ったり考えたりして成果が出始めているところもあります。

 

 

第一クールの皆さんと、今の学びをシェアシアあえば、それもフォローウUP隣相乗効果も上がります。色々な楽しみが膨らんできます。第一クールの皆さんの「ELM勇気づけプラス」組織に活かすアドラー心理学についてはこちら。

 

 

年内はラストでした。実践の約束をして「良い年を」の挨拶でした。さらに深まる残り3回が楽しみです。

 

 

今日もブログに来ていただきありがとうございます。