モーリーと学ぶアドラー心理学 【☔のち☀心のデトックスと勇気づけセミナー】第9回
今日のテーマは『家族・部門会議と目標の一致』です。
お久しぶりの顔ぶれ・・・お手伝いしていた会社から管理職のお二人、そして基町高校父兄の教育講座の当時役員さんでアドラーの話をしてほしいと声をかけて頂いた当時保護者会役員さんだったお一人。久しぶりの再会も嬉しい時間でした。
私たちはコロナから何を学んだのか・・・
不安や心配など色々ありましたが、あたり前のことにしていたことが、あたり前なんて何一つないこと、そして、家族との向き合い方、お家での過ごし方など、仕事では難しいと言われていた働き方改革の加速など。
そして、改めてどうありたいのか・・・。
考えているようで、考えていない。目の前のことで一生懸命で考える時間もなかった・・・。
どんな人生だったら望ましいのか、改めて出していきました。
すると、「みんなが、話し合いながら仕事ができるチームだったらいいけれど・・・」といいつつ、いつの間にかできない理由や原因ばかりに目がいっていることに気づきます。また、やることが目標になってしまっていたり。目標と目的もごちゃまぜになってしまっていたり。
なんのために、どこに向かってが明確になったら、それをやり遂げるための話し合いが必要です。会議とはいっても、業務連絡、上からの伝達式となってしまって会議とは程遠い会議がどこでも行われています。上下関係の中での話し合いは、声の大きい人、影響力の大きい人に左右され大概が言いたいことも言えず、反対さえできないのが現状ですよね。
だからこそ、関係の在り方から考え直す必要があります。アドラー式の会議は「横の関係」です。親は子どもが自発的に意見を出したり、自分で考えるサポートが役目。上司と部下とでも同様です。関係づくりから始めて、本来の会議ができるようになるプロセスの中で、絆も深まり共にサポートしあい人生で起こる様々な課題に向かい合っていくようになります。
終了時には、みなさんすっきりとした笑顔。家族との向き合い方、会社部門での関係のありかた、何より自分自身に正直に、話し合うことで混沌とした今の時代を乗り越えていきましょう。
午後からは、第8期SMILE愛と勇気づけの親子関係・人間関係セミナー 2回目です。
第3章・第4章。第3章へは、第6期のメンバーちほっちが補講参加。すでに子どもたちが大きくなっているお二人と、子育て真っ最中のちほっち。もっと早くSMILEに出会っていたら・・・逆に頭ではわかるけれど、目の前の子どもたちとの生活でなかなか・・・。でもその揺れ動く気持ちが、前へ一歩進む大事な時間です。
新しいメンバー参画で、笑顔溢れる時間になり、新たな気づきも得る良い時間でした。ちほっちは、無事SMILE一般コース修了です。おめでとうございます。
改めて、その年代年代で女性たちの抱える課題は変化していくことを感じます。ただ、昔のように女性はお家で家事洗濯・子育ての時代ではありません。参加者のみなさんもワーキングママたちです。まだまだ男性たちの意識も変化しきれていない現実もあります。
男女共同参画があたり前の時代になっても、社会風土や、古きよき時代を過ごしてきた、ザ・昭和的発想のまわりにも女性たちは悩みます。だからこそ、女性たちはこうして自分を救うためにも学びを深めていきます。一方の男性はというと、残念ながらまだまだ自分を育てる学びに時間をかける人は女性たちと比べると少ないように思います。
男性たちにこそ、学んでほしい・・・先生たちこそ学んでほしい・・・という声が女性たちから聞こえてきます。男性も女性にも学んでほしいアドラー心理学です。
今日もHappyにアドラーづけの一日でした。
今日もブログに来ていただきありがとうございます。